黒龍酒造の屋号を冠する「株式会社石田屋」は、黒龍・九頭龍・ESHIKOTOブランドのお酒を蔵元直営店として地元の方々や全国のお客様に販売しています。 石田屋の始まりは200年以上前に遡ります。「黒龍酒造」の前身にあたる「石田屋」は、初代石田屋二左衛門により江戸文化元年(1804年)、永平寺町松岡に創業しました。 それ以来石田屋本店は、地元の方々に愛される蔵元直営販売店として、地域に根ざしてきました。いまでは石田屋本店の機能を持つ母屋は、黒龍酒造の持つ建物の中で一番古い建物であり、登録有形文化財(建造物)としても大切にされています。 長く時を経て、酒造りの伝統を松岡の地で継承してきた石田屋ですが、2022年、新たな挑戦として、石田屋オリジナルブランド「ESHIKOTO」を発表。ESHIKOTOを販売する石田屋ESHIKOTO店をオープンするなど、日本酒業界に新たな風を吹き込む取り組みを、積極的に行っています。 日本の伝統ある酒造りを継承する存在として。そして日本酒業界に新たな風を吹き入れる存在として。株式会社石田屋は、福井の地から世界に向けて、挑戦と地道な努力を続けて参ります。 ディスティネーションストアとして、そして福井の自然と歴史と文化、日本酒の新旧を味わえる場所として、両店舗におとずれていただければ幸いです。